2009年7月 7日 (火)

おひとりさま@すし屋

私の好きな食べ物ランキング上位の常連、ザ・お寿司。
しかも結構ひとりで行くことが多いです。多い、といっても2ヶ月に一回くらいだけど。

そんなときのお悩みは、さて何を注文するか?ということなんだけれど、最近ではめっきり食べられる量が減ってしまったので、注文できるのは多くてせいぜい4種類(8貫)、少ないときなら3種類(6貫)。

わたしは無類のマグロ好きなので(最後の晩餐は絶対にマグロ丼)、最初のひとつはマグロに決まっている。それからサーモンも外せない。となると、自由に選べるのはせいぜい1種類か2種類なのだ。いつも何を頼むか悩みに悩む。

仕事の帰りに無性にお寿司が食べたくなってしまったので、今日は久しぶりにひとり寿司。いつものように3種類目のオーダーを考えながら店に入ったはずなのに、思わずビールを注文してしまったおかげで3種類どころか2種類で終了。1貫ずつ頼めるといろいろ食べられるんだけどなあ・・・。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年7月 5日 (日)

社長席に座る気分とは

会社で私が今座っている席は、実はもともと社長が座っていた席だ。
とはいえ、そこは2x4の8つの机をくっつけただけの島の一角で、社長であろうとも他の社員となんら変わりない席で仕事をしてきたのだった。個室のない小さなオフィスなので別室に篭もるわけにもいかないし、仮に篭ったところで不便になるだけ。

私が入社した当初、一時的に座っていた席は所属部署とはまるで関係ないディーリング部の中で、顧客の注文を見ながらインターバンクに発注を出す専門部署のコワモテさんたちのどまんなかだった。それはそれで非常に楽しかったのだけれど、同僚と仕事の相談をするたびに席を立って向こう側の席まで歩いていくという不便さだったので、不憫に思った社長が席を譲ってくれたのだった。私の仕事は格段にはかどるようになったのだが、おかげで玉突き的にはじきだされた社長はどこに行ったか。さすがにディーリング部のどまんなかでは仕事になるまい。

結果、彼は島と島の間に一席だけのポンツーン的浮き島を作ったのである。なんか給食時間に仲間はずれにされた子供のような居住まいである。斬新過ぎて誰もツッコめないうえ、見方を変えたら過疎化の進む田舎町の小さな役場に見えなくも無い。冷静に見て、かなり不思議なレイアウト・・・。

そこらへんの見た目とかルールとか、どうでもいい感じの社長。私は結構嫌いじゃないな。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

便りが無いのは、良い便り。

ものすんごくお久しぶりになってしまった。

働き始めてばたばたしていたせいもあるけれど、ココログのログイン方法が変わってしまって、それでもって新しいパスワードがわからなくなり、それを解決するのが面倒で、、、

気がついたら2ヶ月くらい音信不通になってました。

便りが無いのは良い便り、とか言いますが、とても元気にしています。一ヶ月ほど前にニート生活にピリオドを打ちまして、以前と同じような働きマンな生活に逆戻りです。やっていることは前と同じなのですが、全然違う業界にジャンプインしたせいで最初の何週間かは周りの人たちの会話がまるで理解できず、内心「まずいところに来ちゃったなあ・・・」と思ったりしましたが最近はようやく慣れてきました。レバレッジとか、スワップポイントとか、スプレッドとか、そんな言葉を良く使う会社です。

以前の会社と大きく違うことは、社員の年齢層が広いこと。20代前半から60代まで。よく考えれば今のほうが普通なのかとも思いますが。私の座っている島は、半分が取締役(週に一度しか来ない)の席ため、普段はコンプライアンス部の50代のおじさま(ひとり部署にしてひとり部長)と私(平社員だけど他に席が空いてなかった)というふたりきり状態の場所。キュービクルで仕切られたオフィス生活が長かった私にしてみれば、机をならべてお仕事、というだけでも新鮮なのだけれど、おじさまとふたりなんてさらに面白い。

折り目正しくきっちり誠実に生きてきたのだろうおじさまにとって、「こんなことやってみたらどうだろう」などと毎日キテレツな事(私基準では普通のこと)を言い出す私はメンドクサイ以外の何者でもないらしく、声をかければ苦ーい顔で返事をする。お役所的真面目な顔で「そんなことをした前例はないのですから・・・」とかいうおじさまに、無理難題をふっかけるのが目下の楽しみ。

うけけ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月15日 (金)

花咲く頃は過ぎて

例年に無くお花見を堪能しまくった今年(ほぼ毎日)、もうすっかり花の時期は過ぎ、ついでにゴールデンウィークも終わってしまいました。

私にとっては、数ヶ月前からずっとゴールデンウィークみたいなものですので、贅沢といえばそうですが、そろそろどうなのよ、な気もしないでもないこの頃。脳内が常春な状態を続けすぎて、みそが腐っては大変なので、そろそろ社会復帰しようかなあなんて思ったり。

そういえば随分前だけれど、「♪花の寿命はけっこう長い~」ってコマーシャルがありましたね。大地真央だったかしら。まだ寿命範囲内でいたいものだと思っているのですが、35歳からアラフォーって呼ばれてしまうことが、最近のちょっとした不満です。なぜに四捨五入方式?ていうか誰が決めたの?「アラウンド」なんだから、38-42歳くらいを指すかと勝手に思ってたんですけど・・・。

・・・頑張ります。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2009年3月25日 (水)

引越し餃子

月曜日は、来週新居への引越しを控えた弟と家具店めぐり。購入予定のソファの色に合うラグを探して、店から店へとはしごをする。私も3年前に引越しをした際にあれこれ迷ったことを思い出した。ラグやカーテン、家具などの大物って決定までが大仕事なのよねえ。あれこれ迷うのが楽しくもあるけれど。引越しって面倒だけど、わくわくするよねえ。ちょっとうらやましい。

ようやくラグを決定し、お腹が空いたので餃子をかっこみました。
3人で60個弱食べました(食べすぎ)。

Dumpling_090325_2

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009年3月20日 (金)

旭山動物園の行動展示

地元帰省の際に出かけた、旭山動物園のメモ。

旭山動物園は動物たちの生活、行動を複数の角度から見せることに注力した「行動展示」で有名。今や来場者数日本一を誇る動物園に、実は一度もいったことないっていうのも何だかな、と思い出かけてみました。

Penguin_090320 ペンギン館ではトンネル状の通路から、プールで泳ぐペンギンたちを下から見ることができる。日光が降り注ぎ、まるでペンギンが空を飛んでいるよう。





Polarbear_090320 もぐもぐタイムと呼ばれる、動物の餌付けが大人気。白くま館では、飼育係が高い場所からプールに餌を投げ入れ、熊たちがプールに飛び込んで食べる姿を見ることができる。巨体が水に飛び込む姿は大迫力。




Azarashi_09320 建物中央に備えられた円柱状のチューブの中を、アザラシが泳ぐ姿を見られるアザラシ館。アザラシが泳ぎ過ぎる様子を見ていた子供たちはおおはしゃぎ。私も混じっておおはしゃぎ。




入場料大人800円。大満足。

私が見に行った日は平日にかかわらず、人気の場所は黒山の人だかり。こんなふうに地元が活気づくのは嬉しいもの。もっと多くの人に北海道の良さを知ってもらえたらいいな、と思います。みんな、次の長期休みは北海道だよ!

| | コメント (9) | トラックバック (0)

ミツバチのささやき

Victol_elise_bee_2 予期せず、ものすごい名作に出会ってしまった。

非常に美意識の高いとある友人が、わざわざDVDボックスセットを購入したとあっては、たいそう美しい映画なのであろうとは予想をしていたものの、もしかしてアカデミックすぎて(もしくは前衛的過ぎて)私にはその良さが理解できないかもしれんな、と思いながら見たのです。しかしながら、予想をはるか越え、私の琴線にもビジビシ触れてしまい、おもわずうなってしまいました。

ビクトル・エリセ監督の名前は正直全然知らなかったので、何の前情報も無しに見たのが余計に衝撃度を高めることになったような。10年に1本しか映画を撮らない(あるいは撮れない)スペインの巨匠である彼の、73年の作品「ミツバチのささやき」という映画。舞台は40年代の片田舎、主人公アナと姉のイザベルが公民館での映画の上映会に出かける。そこで観た「フランケンシュタイン」の正体は「精霊」であり、村はずれに住んでいる、と姉に教えられたアナは、村はずれに打ち捨てられた廃屋に心惹かれ、足繁く通うようになる。

大人になってしまうと決して見ることができなくなるもの。好きなときにいつでも、自由に空想の世界の扉を開くことのできるごく限られた時期の尊さ。成長と共に空想よりも現実世界に比重をおくようになり、いつしか空想の世界の扉の鍵を失くしてゆき、ついにはその扉の在りかすら記憶から失われてしまう。けれど少女アナの無垢な瞳を通して、私たちはかつての子供時代の気持ちを少しだけ取り戻すことができる。

瞳を閉じて、「ソイ アナ・・・(私はアナよ)」と話しかければ、フランケンと会話することができるの。

そう信じるアナの大きな瞳は美しく澄んでいて、どこまでも純真で。なにか胸をぎゅうと掴まれた気がしたのです。廃屋の暗闇に少しおびえながらもその中に何かを探す姿、使われてない古びた井戸を覗き込む姿、自分だけの秘密の世界のなかで、彼女は必至に目を凝らす。けれど、アナもきっと大人になればその世界を忘れてしまうのだろう。そんな、なんとも言えないせつなさと、映像美が際出つとても素敵な作品でした。

劇中、大人目線から見れば「危ないっちゅーに!」と思わず注意をしたくなるような遊びが続々登場します。焚き火をジャンプして越えたり(多分髪の毛燃えてます)、お父さんがいないのをいいことに髭剃りをいたずらしたり、ママのオーデコロンを顔面に噴射したり。死んだフリして(しかもかなりリアル)妹を本気で驚かせたり。姉妹の一挙手一投足に、こちらはハラハラしっぱなし。

また、アナの父の研究対象として随所に登場するミツバチが、活発な「生」を象徴しており、暗く沈んだ雰囲気の片田舎と対峙するモチーフとなっています。姉妹が住む家の様子や洋服あたりの美しさも見所として外せないポイント。ぜひ繰り返し見たい映画です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月 3日 (火)

セツナモード

空が変な色です。
ここのところ、ずっとお天気がすぐれないので、ジョギングもなんとなくお休みにしています。学生最後の年に、「日照時間と人間の精神状態との相関性」について研究をしていましたが、お日様が出ないといまいち元気がなくなるっていうのは、あえて証明するまでも無い自明の理だと思います。

会社を辞めて以来、

有効期限切れが近くなったパスポートを刷新したり、
友人宅に入り浸ったり、
運転免許を更新したり、
映画を観まくったり、
お役所手続きをしたり、
部屋の賃貸契約を更新したり、
シャンプーのポンプの口にたまったカスを取ったり、
税金を払ったり、
ラジバンダリ、

してみましたが、
なんとなく、ひと通りやり終わりましたので、

北海道に帰ることにしました。

帰るといっても永遠に戻るということでもなく、たかだか1週間なのだけれど。しかし、その1週間が、私にとってはかなりの気合を要するものでして。なんとなく先延ばしにしていたのですが、ここに来て2年ぶりに重い腰をあげることにします。

ジェットコースターは乗っちまえば結構楽しいものなのでしょうが、乗る前には少し憂鬱になるものですよね。やめときゃよかったかな、なんて薄い後悔の気持ちがあったりして。私にとって帰省とは、、いつの間にかそういう感覚のものなのですよねえ。

Thai_2006_01 青空が恋しいです。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009年3月 2日 (月)

男と男、それから、女。

今日見たのは「ハッシュ!」というタイトルの日本映画。昨日友人にオススメされて、早速見ることにした。

高橋和也と田辺誠一が演ずるゲイカップルと、片岡礼子扮する頭のおかしな女。三人の愛情と友情の物語。

気ままなゲイライフを送るナオヤ(高橋和也)と、ゲイであることを隠しているカツヒロ(田辺誠一)は付き合い始めたばかり。そこに突然現れた朝子は、「子供が欲しいから協力して欲しい」とカツヒロに依頼する。なかなか断りきれないカツヒロに業を煮やすナオヤは、朝子を遠ざけようとするはずが、いつの間にか三人の間に生まれていた不思議な連帯感に気がついていく。

実はそれほど期待して見ていなかったのだけれど、いや、なかなか素敵な映画でした。中心人物の三人はどこか拗ねたところがあって、そんな自分を少しあきらめているけれど、それでもまだ何かをあきらめていない様子で。彼らの行動や言葉は、どっかの誰かとよく似ている。特定の誰かではなくて、彼らのどこかしらが、私の周りにいる誰かと少しずつ似ていると思える。それから、私に似ているところも。

感情豊かなナオヤがほっぺをぷうと膨らまして怒る姿も、
優柔不断で、嫌なものをはっきり断ることができないカツヒロが、自分を嘆く姿も、
自虐的で、人を信じることができなくて、自己嫌悪の塊みたいな朝子も。

そのどれもがいじらしくて、無性にいとおしい。

「だって、ひとりで生きてく覚悟がなけりゃゲイなんてやってられないでしょ」
「ナオヤは強いよな」
「強くなんかないよ、全然。
 ・・・ひとりはいやだから、カツヒロといるんじゃん」

所詮、人っていうのはひとりだってことを痛いほどわかっているけれど、だからといって、誰かとつながっていることを諦めたくはない。だからこそ、そばに居る人を大事に思ったり、時には本気で怒ったりできるのだ。ほんとうの家族という間柄でなくても、家族と同じように思うことはできる。そういうことを思い出しながら観ました。

そして、周りの大切なひとたちのことをしばし想いました。

それはとても幸せなことだね。

Amami2007_005_3 ※カツヒロの兄夫婦として登場した、光石研と秋野鴨子もいい味だしてます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年2月21日 (土)

Would you do ABBA for me?

10年以上前から、私の中で不動の映画ベスト1なのが「The adventure of the PRISCILLA ~Queen of the Desert (邦題:プリシラ)」で、今でも、たまにお部屋でDVDを上映する。じっくり見ることもあれば、掃除や料理をしながら流していることもあるのだけれど、何度見てもいいの。内容はというと、3人のドラアグクイーンが、オーストラリアの砂漠をピンクのバスで突っ走るロードムービー。まあ、それだけ言ったら派手なおバカ映画かと思われがちなのだけれど、内容はいたってピュアで。

私の最も好きなシーンは、主人公ミッチとまだ幼い息子の場面。久しぶりに会ったふたりは、親子の交流の場として川にピクニックに出かけていて。ミッチはドラアグクイーンという自分の職業(あと性的嗜好も)をなんとか隠そうと、普段は絶対着ないような「お父さん」な出で立ちで、「仕事だから、女装もするけど、それはほんとのお父さんじゃないんだよ」なんて嘘を言うのだけれど、それに対する息子のセリフが「ねえ、お父さんのショーは世界一なんでしょ?だったら、ABBAのショーが見たいよ」というもの。

Would you do ABBA for me? 
なんて文章ほかで使う場面ないだろうし、普通に考えたら、はっきり言って感動を呼ぶセリフなんかでもないんだろう。でもね、これがとってもいい場面だと思ってしまう。

大事なのは、みてくれじゃなくて中身だよ。ね。

最近しみじみそう思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

«Love & Free